$cd ../integrations/
Integration20 min read

VS Code / Cursor連携

強力なローカルのOpenClawオーケストレーションエンジンをコーディング環境に直接導入しましょう。完全なワークスペースのコンテキスト、自律的なファイル編集、ターミナルでのコマンド実行を、クラウドAPIの遅延なしで実現します。

why_ide.md

なぜOpenClawをIDEに統合するのか?

一般的なタスクについては、独立したWeb UIでOpenClawとチャットするのも便利ですが、画面を行き来するコンテキストの切り替えは開発者のフローを打ち砕きます。ローカルのOpenClawインスタンスをVS CodeまたはCursorに直接接続することで、LLMはワークスペースへの深く、即時的なアクセス権を得ます。開いているタブを読み取り、プロジェクトのディレクトリをスキャンし、統合ターミナルでテストを実行し、ワンクリックで適用できるインラインのコードdiffを直接提案することができます。これにより、AIが単なるチャットボットから、主体的に動くペアプログラミングの同僚へと変貌を遂げます。

install_bridge.sh

方法1: 公式のOpenClaw Bridgeを使用する(推奨)

最もシームレスでネイティブな体験を得るには、VS Code Marketplaceで提供されている公式のOpenClaw Bridge拡張機能を使用することをお勧めします。VS CodeとVSCodiumの双方をサポートしています。

  1. 1.VS Codeを開き、拡張機能ビューに移動します(Ctrl+Shift+X または Cmd+Shift+X)。
  2. 2.マーケットプレイスで 'OpenClaw Bridge' を検索します。
  3. 3.「インストール」をクリックします。拡張機能は localhost:11434 で稼働しているOpenClawデーモンを自動的に検知します。
  4. 4.アクティビティバー(サイドバー)にあるカニのアイコンをクリックしてチャットパネルを開き、コーディングを開始します。
configure_cline.yaml

方法2: Cline / RooCode 等を使用する(OpenAIプロキシ経由)

Cline、RooCode、Continue.devのような現在人気の高いエージェント拡張機能を使い続けたい場合でも、OpenClawに組み込まれたOpenAI互換のAPIプロキシ機能を使うことで、非常に簡単に連携させることができます。

  • API Provider: 'OpenAI Compatible' または 'Custom' を選択します
  • Base URL: http://127.0.0.1:11434/v1 (これがローカルのOpenClawルーターのポートです)
  • Model Name: openclaw-coordinator と入力するか、ローカルモデルを直接指定します (例: qwen2.5-coder:32b)
  • API Key: openclaw-local-dev (localhost環境での認証はデフォルトで無効化されています)
filesystem_mcp.json

File System MCPによる深いコンテキストの提供

コーディングエージェントに真の自律性を与えるには、ファイルの読み書きを確実に行えるようにする必要があります。~/.openclaw/config.yaml でFileSystem Model Context Protocol (MCP) サーバーが有効になっており、ワークスペースにマッピングされていることを確認してください:

{
"mcpServers": {
"filesystem": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/path/to/workspace"]
}
}
}
best_practices.md

## ベストプラクティスと最適化

  • .openclawignore ファイルを絶対に使用すること: パフォーマンスの観点から非常に重要です。エージェントが巨大な node_modules や .git、ビルド出力ディレクトリなどを読み込んで迷子になり、数秒でコンテキストウィンドウを使い果たしてしまうのを防ぎます。
  • コンテキストの固定(Pin Contexts): ファイルを跨ぐ大規模なリファクタリングを開始する際は、関連する3〜4個のファイルをエージェントに明示的に伝えてください。これにより、エージェントが広範で時間のかかるRAG検索に後退するのを防げます。
  • ターミナルアクセスの許可: 拡張機能にコマンドを実行する権限を与えてください。これにより、エージェントはコードをあなたに提示する前に `npm run build` や `pytest` を自動で走らせ、コードの検証を自ら行うことができます。
  • システムプロンプトの調整: 拡張機能の設定においてシステムプロンプトをカスタマイズし、プロジェクト固有のコーディング規約(例:「常にReactの関数コンポーネントを使用し、厳格なTypeScript型推論を求める」など)を強制させることができます。
troubleshooting.log

接続および設定問題のトラブルシューティング

ERROR: ECONNREFUSED 127.0.0.1:11434
$ OpenClawデーモンが起動していません。ターミナルを開き、`openclaw start` を実行して起動してください。
ERROR: Model XYZ not found
$ まだローカルにPullされていないモデル名を拡張機能の設定に指定しています。ターミナルで `openclaw pull <モデル名>` を実行してください。
ERROR: エージェントがファイル全体を上書きしてしまう
$ 使用している拡張機能(Clineなど)が、ファイル全体の置換ではなく、diff(差分)ベースの編集をサポートしているか確認してください。また、ローカルで実行しているモデルが、コーディングに特化した調整版(例: Llama 3.1 8B Instruct等)であることを確認してください。

❓ FAQ

Q1. 無料?

無料オープンソース。自分のLLMを使用。

Q2. オフラインで動く?

ローカルOllamaモデルならインターネット不要。
← インテグレーション一覧へ戻る